院長のご紹介

当院の歯内療法(根管治療)は、「経験豊富な歯科医師が行う治療」ではありません。歯内療法という専門分野を、教育・研究・臨床のすべての立場から長年担ってきた専門医が、診断から治療、予後評価までを一貫して行う“専門医療”です。東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)にて20年以上にわたり歯内療法に従事し、病院教授として診療の質そのものを牽引してきました。大学病院水準、あるいはそれ以上の歯内療法を、品川駅前で提供いたします。 

院長 渡邉 聡(わたなべ さとし) 

歯内療法(根管治療)を専門に、大学病院で20年以上にわたり臨床・教育・研究を継続してきました。日本歯内療法学会の専門医・指導医、日本歯科保存学会専門医、日本レーザー歯学会専門医・指導医として、難症例や再根管治療に対しても診断根拠を明示し、無菌的処置と精密視野を前提に治療を行います。当院は自費専門として、治療時間・設備・感染制御の条件を妥協せず、歯を残す可能性を最後まで追求します。

学歴

  • 2005年 北海道大学歯学部 卒業
  • 2009年 東京医科歯科大学 大学院 修了
  • 2009年 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 医員
  • 2012年 東京医科歯科大学 歯髄生物学分野 助教
  • 2021年 東京医科歯科大学 歯髄生物学分野 講師
  • 2025年 東京科学大学病院歯科(歯系診療部門)病院教授

所属・学会

  • 東京科学大学病院 歯系診療部門 前病院教授
  • 東京科学大学病院 歯髄生物学分野 非常勤講師
  • 日本歯内療法学会 専門医・指導医
  • 日本歯科保存学会 専門医
  • 日本レーザー歯学会 専門医・指導医

ご挨拶

私は大学卒業後20年以上にわたり一貫して東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)で歯内療法(根管治療)を専門として歩み、世界最高水準を謳う先端歯科診療センターでは外来医長、副センター長を務め、さらに病院教授として診療の質を牽引する立場で臨床の最前線を支えてきました。
この培ってきた知識・技術・哲学をひとつの形として、磨き上げてきた根管治療をより提供しやすい「場」として実現したい――その想いから当院を開設しました。
当院は、最高水準の環境を目指し設備・診断精度・治療クオリティに妥協しません。
一本の歯を守ることは、口腔全体の調和と日常の豊かさを守ることにつながります。
何度も再発や治療を繰り返し「抜歯しかない」と言われた歯であっても、可能性を最後まで患者様に寄り添いながら探り、もう一度、しっかり噛める歯へと導くこと。
そして、その歯にとって「最後の治療の場」となり、食の至福を噛みしめてもらうこと。
当院は、そのための本物の場を追求し続けます。

歯内療法専門医としての立ち位置

歯内療法は、歯の内部構造と感染病態を扱う極めて専門性の高い分野です。根管形態の理解、感染制御、三次元診断、無菌的処置、長期予後の評価まで、いずれか一つが欠けても治療の成功率は大きく低下します。これまで、大学病院において歯内療法を専門的に診療するだけでなく、後進の歯科医師を教育し、研究として歯内療法の質を高める立場にありました。「治療ができる」だけでなく、「なぜ治るのか・なぜ再発するのか」を説明できること。それが専門医療としての歯内療法だと考えています。

診療哲学

歯内療法の成功は「見えているか」「無菌的に処置できているか」「病態を正しく読めているか」に集約されます。症状が落ち着いたように見えても、感染源が残れば再発します。逆に、原因が特定できれば、難症例でも改善に向かうことがあります。当院では“なぜそう判断するのか”を患者様に説明できることを前提に、診断と治療を組み立てます。歯を残す価値と限界を誠実に示し、長期予後の最大化を目標にします。

1. 診断を誤らない(根拠を示す)

二次元のレントゲンだけでは把握できない情報が歯内療法には多く存在します。当院では歯科用CT(CBCT)と拡大視野下の所見を軸に、根管形態・病変の広がり・原因歯の特定・保存可否・予後因子を統合して判断します。

2. 感染制御を徹底する(再発を減らす)

根管治療は細菌学と感染制御の医療です。ラバーダム防湿、器具・材料の管理、滅菌体制など、再感染リスクを最小化する条件を標準化します。治療は「手技」だけでなく「環境」の質で結果が変わります。

3. 長期予後から逆算する(歯の未来を守る)

痛みを取るだけでなく、補綴・咬合・歯質の残存量・破折リスクまで含めて評価し、その歯が長く機能する治療を目指します。必要に応じて、治療の限界や代替案も含めて率直にお伝えします。

先進設備と治療環境(精度のための条件)

当院は歯内療法の精度を支える「診断」「視認」「洗浄・感染制御」「滅菌」の条件を妥協なく整えています。機器は“あるだけ”では意味がなく、診断から処置、再評価まで一貫して運用することで初めて価値が生まれます。大学病院で培った基準を、日常臨床として再現するための設備と体制を整えています。

  • 歯科用実体顕微鏡(Zeiss社製 OPMI PROergo)
  • 歯科用CT(モリタ社製 Veraview X800+)
  • IPスキャナー(モリタ社製 Veraview IP)
  • Er:YAGレーザー(モリタ社製 AdverL SH)
  • 高周波機器(モリタ社製 Root ZX3 高周波モジュール)
  • クラスBオートクレーブ(W&H AIMS社製 Lisa)

当院が特に対応する領域(歯内療法の難症例)

「治らない」には理由があります。未処置根管、根管形態の複雑さ、根尖部の病態、器具破折、穿孔、石灰化、補綴的制約など、再発の背景を病態として整理し、適応を判断します。当院では、原因の特定と感染制御を軸に、難症例であっても改善の可能性を検討します。一方で、保存の見込みが低い場合は無理な治療を勧めず、代替案も含めて説明します。

  • 再根管治療(他院で改善しない/再発を繰り返すケース)
  • 破折器具(ファイル等治療器具の破折片)・異物の除去/バイパス/適応判断
  • 穿孔(パーフォレーション)の封鎖と保存可否の判断
  • 石灰化・狭窄根管など穿通困難例
  • 外科的歯内療法(歯根端切除術等)の適応検討
  • 抜歯と言われた歯の再評価(保存可能性の検討)

ご相談・受診のご案内

痛みが続く、再発を繰り返す、原因が分からない、抜歯と言われた――そのような状況ほど、歯内療法の専門的な診断が必要です。当院では、まず現在の状態を精密に評価し、治療の可否・選択肢・予後を丁寧に説明します。歯を残す可能性を最後まで検討し、患者様が納得して前に進める医療を提供します。

初診のご予約・ご相談

※症状・治療歴によって必要な検査や回数が異なります。ご不安な点は初診時に整理してご説明します。